新エネルギーに対する考えについて/下田穣

下田穣は再生可能エネルギーを活用した事業をおこなうリベラルソリューション株式会社の代表取締役社長です。現在、「エネルギー大国の世界地図が塗り替わり、新エネルギーが注目されるようになる」と考えています。これまで、エネルギー大国といえば中東の国々で、その他の国は中東からの多くのエネルギーに依存していました。Sのため、中東の国々が日本、そして世界にとってもエネルギー大国であるというのは間違いないといわれていました。

ただ下田穣は、近年、エネルギー大国の世界地図が塗り替わる可能性があると指摘しています。技術革新により、新しいエネルギー資源「シェールガス」が注目され始めているからと主張します。産出国はアメリカで、アメリカが新たなエネルギー輸出国として名乗りを上げたことにより、今後のエネルギー大国としての立場は間違いないとも言います。シェールガスの需要は多く、アメリカはシェールガスの産出国として最先端をいっていることで、中東からアメリカへとエネルギー大国の勢力図が変わってきています。シェールガスの生産量は世界一、またIEAのレポートでは2020年代には世界最大級のエネルギー大国になると言われています。

このシェールガスはどのようなものなのかご存知でしょうか。シェールガスは、近年世界で注目がされている非在来型天然ガスのことで、頁岩(けつがん)という堆積岩の層から採取される天然ガスです。この頁岩というのは、非常に粒子が細かくなっていて、液体や気体を通す隙間もない細かなものになっています。そのため、資源を回収するには高度な採掘技術も必要で、資源の回収をするのも難しいガスなのです。

今、世界中で求めているのが安価で安定的に生産のできるエネルギーといえます。それがこのシェールガスと言われていて、ますます注目を集める新エネルギーになると言われています。ただ、アメリカは新しく生まれたシェールガスの産業を守るために、価格維持を行わないといけないのです。価格維持の方法は大きく分けて2つあると彼は語っていて、まず1つ目が生産量を調整するというものです。需要量を供給量が上回らないように生産量を減らしていき、価格維持を行うということです。2つ目は、新しい需要を作り出すというものです。新しい利用方法の提案、新しい市場の提供など、新たな可能性をみつけることが大事だと主張します。価格維持を行うためには、この2つの方法が効果的と説いています。

下田穣 :リベラルソリューション株式会社の代表取締役社長。人材派遣会社や不動産コンサルティング会社で営業とコンサルティングを経て現社を設立。現在は自然エネルギー分野に着目し様々な事業をおこなう。

エネルギー大国の世界地図が塗り替わる、世界が注目する新エネルギー/下田穣
http://news.goo.ne.jp/article/biztimes/business/biztimes-20121220-02.html

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